周辺情報ブログ
こんにちは!
武蔵大学からインターン生として来ました、竹内です。
雨飾高原キャンプ場で、運営のサポートや取材、記事の執筆などを行っています。
雨飾高原キャンプ場や栂池自然園など、多くの自然に囲まれた小谷村の中で、
私が今回紹介するのは、雨飾高原キャンプ場から車でおよそ30分のところにある、温泉宿サンテインおたりです!
宿泊も可能なサンテインおたりで堪能できる一石二鳥な事とは、ずばり、「天然温泉」と「手打ち蕎麦」です。
キャンプでお疲れの方も、自然を感じ心がリフレッシュした方も、これから小谷を楽しむぞ!という方にも、全員にオススメです。
まず、サンテインおたりとはどのような温泉宿なのか、支配人の林さんにお話を伺いました。
「サンテインおたりは、普段は年配の方や、こちらでお仕事をされている方、
また小谷村役場が近いので職員の方々が、よくご飯を食べに来てくださるそうです。
そして、お盆などになると、観光のお客様や、
小谷村に住んでいる方々の、お孫さん達が帰ってきて、家族で来てくれる」とも仰っていました。
「また、サンテインおたりは温泉宿でもあります。
なので、ビジネスなどで使って頂く際に、ビジネスホテルなどと違って、天然の温泉に入れることができます。
地元の方だけではなく、ビジネスなどで来てくださる方にも喜んでもらえるような、天然温泉を提供している」と林さんは仰っていました。
サンテインおたりの天然温泉は、敷地内の源泉から引かれています。
そして、小谷村下里瀬(くだりせ)地区にあるので下里瀬温泉とも呼ばれています。
この下里瀬温泉というのは、疲労回復、冷え性などの一般的な効能に加え、美肌の湯として知られています。
美肌の湯と呼ばれている所以は、泉質がナトリウム炭酸水素塩泉という成分の為です。
入浴しただけで、まるで体を洗ったかのように綺麗になる効果があるので、美肌の湯と呼ばれています。
実際に入ってみた感想は、浴槽に入ってすぐに、お湯で肌がすべすべになる感じがしました!
この古代檜湯は、名前に湯とついているものの、水風呂で、一般的な水風呂よりも温度が高く、私はしっかり肩まで浸かることができました。
平日の19時ぐらいにお邪魔したのですが、平均して常に6人ほどはお風呂場にいました。
そして、その多くは地元の方が利用していました。そのおかげか、とても静かに落ち着いて入浴することができました。
営業時間は10:00~21:00。大人600円、小学生300円、幼児無料。
そして、そんな素敵な温泉を堪能した後は、お待ちかねのお蕎麦!
まずお蕎麦を頂く前に、蕎麦を打ち始めて25年という松澤さんに、サンテインおたりの蕎麦について伺いました。
松澤さんいわく、今サンテインおたりでは、製粉屋と相談して決めた、長野県産の良質なこだわりのそば粉を使っているそうです。
また「蕎麦を打つというのは、そば粉や季節によって、水の量が変わるので繊細な作業だ。」とも仰っていました。
サンテインおたりでは、機械でやることは練るのみで、のして、そして切るのは、全て松澤さんが行っています。
打ち立て茹でたてにこだわる、サンテインおたりの手打ち蕎麦で味わってほしいところについて伺いました。
まず、おつゆが昔からのもので、普通のかつおだしと違い、さば節を入れているそうです。
その為「少しパンチがあり、他とは一味違うおつゆになっている。と仰っていました。
「打ち立て、茹でだての美味しさというのは、味もそうだけど、のど越しや、香りの違いもあるので、その違いを味わってほしい。」とも仰っていました。
サンテインおたりでこの2つを味わえるのが、天ざる蕎麦です。
では、念願のお蕎麦を頂きたいと思います。
長野県産のそば粉を使い、毎朝丁寧に手打ちされた蕎麦は筆舌に尽くし難い美味しさです。
また、天ぷらもとても美味しい上に、季節により、小谷産の食材が変わる楽しさもあります。
秋になればきのこ類、春になれば山菜が頂けます。
今回、小谷村産の食材はナスと海苔菜でした。
サンテインおたりでは、蕎麦の持ち帰りが可能(前日までに電話必要)なので、試しに自分達で蕎麦を茹でてみました!
蕎麦を持ち帰る人には、茹で方の書いた紙を同封しなければいけないほど難しい、とサンテインおたりの方がおっしゃっていましたが、私たちの結果はどうか・・・。
・・・蕎麦自体はもちろん美味しい!
けれど、湯加減の調整が難しく、柔らかくなってしまいました。
やはり自分達が茹でて、一番いい状態の蕎麦を食べるのは大変でした。
もちろん他にも、中華料理店出身の料理長のこだわりのラーメンや、
蕎麦のおつゆを使ったかつ丼などもあるので、一度訪ねてみてはいかがでしょう。
営業時間は11:00~14:00(ラストオーダー13:30)。
天然温泉と、手打ち蕎麦をメインにした様々な料理が揃う場所。
小谷での疲れを癒してくれる、一石二鳥なサンテインおたりに是非皆さんも、足を運んでみてください。